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HDDがネックだったnanoFLASH編集環境 [ビデオ撮影・編集]

MultiEdit_sam.png

すべての撮影素材を同一HDDに格納し、タイムライン6本分をEDIUS Pro5.5に突っ込んで、マルチカム編集開始。
タイムラインの内訳は、5本がAVCHDからCanopusHQに変換したもの、1本がnanoFLASH ビットレート200Mネイティブ。

音も映像もぶつぶつ切れて編集がおぼつかない。
RAID組まないとだめかなぁと思いつつも、2フレーム間引けば何とか途切れずに編集できる様子。でもカクカクした映像での編集はストレスがたまり1曲編集するたびに一息つく感じに。

Windows7標準のリソースモニタで原因追求してみました。
ResourceMon.png


CPUは流石に余裕でマルチカム編集時でも20%も使っていません。
CPUUSED.png


メモリは、12GB積んでいますがEDIUSってトランジションをほとんど使用しない状態だと、あまりメモリを消費しません。全体で29%しか使っておらず、こちらも余裕です。
MemoryUsed.png


やっぱりHDDだよなぁってことで、マルチカム編集時点のディスクアクセスの状況をモニタリングしてみることに。
その前に、カクカクで実際にどれくらいのI/Oが必要なのかが見えないと意味ないので、別のHDDへまったく同じ素材をコピーして、タイムライン2本をコピーした先の素材に切り替えました。
この時点でマルチカム編集モードで再生してみると、嘘の様にスムーズに再生されます。

モニタリングする前に、解決・・・

でもせっかくなので、HDDをモニタリングしてみました。
想像では、5本のCanopusHQコーデックに負荷が集中しているのではないかと。
モニタ結果は以下の通り。
HDDIO.png


何が一番DISK I/Oを消費しているのかは一目瞭然。
nanoFLASHの200M のMXFファイルです。

普通に考えれば計測するまでもなく当たり前の話です。
200Mbit/s なので、1秒当たり25MB読み込む必要があるわけです。

CanopusHQのファイルは、ここでは一番レートが高いものでも14MB/Sほどです。
豆カムのデータなんて、CanopusHQでも7MB/SなんでnanoFLASH 200Mの1/3以下です。

まともなHDDのRAID環境を構築しないといかんと思わされました。

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