Panasonic DIGA BZT-700 HDD換装 [一般ニュース]
Panasonic DIGA BZT-700(1TB) をメイン録画機として利用していますが、スカパーチューナーからのネットワーク録画も含めると、1TBでは1クール(3ヶ月)または、2クールもの3,4十数本観る身としては全然足りないわけです。
巷では、 DIGA のHDD換装が流行ってまして、本体を安く購入して、HDDを高容量のものに換装するという。
メーカーのラインナップ構成で、高容量モデルがいかに利益率が高いかを如実に示しています。
で、現状のHDDの最大容量は4TBです。しかしながら、発熱などを考慮して、2、3TBの低回転HDDに抑えるのが良いようです。
でも、せっかくですから4TB化 してみます。使用するHDDはDESKSTAR 0S03367 7200回転 64MBキャッシュ。
現在のDIGAは HGS製のHDD搭載が基本のようで、AVコマンドサポートHDDでないと、まともに動かないようです。個人的にもHGS製の品質は信頼していますので願ったりかなったりです。
手順としては、その手のまとめサイトの記事を参考に進めていきます。
1.HDDをクローン
HDDクローンには手っ取り早く、玄人志向 KURO-DACHI/CLONE/U3 を使用。
2.HDDの中身をHxDというソフトで確認、書き換え。
3.DIGA本体に書き換えたHDDを戻して、コンセントへ。電源ON後フォーマット。録画などの動作確認。
4.蓋を閉め、元通りに。
5.ファームアップデートされないように、自動ダウンロードから手動に変更。元HDDは大切に保管。
無事に動作確認する事ができ、録画可能時間は以下のようになりました。
発熱が非常におおいため、内蔵はせずに長めのSATA-eSATA変換ケーブルを用意し、外付けHDDケースに内蔵するようにしました。
このときHDDケースの選択は、よく冷えてeSATA端子での電源連動できるものを選ぶことです。選択肢は片手で足りるくらい非常に少ないですが・・・
基本的には以上で終了。
ただし、まとめサイトにはDIGA BZT-700の4TB換装に必要な、書き換えるためのパラメータの記載がありません。
同一ラインナップのDIGA BZT-600、BZT-800 の記載を参考にして、独自に計算しました。
計算結果は、個人的なもので結果は保証しません。
■BZT-700 の値(実際のHDDの値)
セクター オフセット 値
512 401C4 A8 03 0E 1D
520 411C4 A8 03 0E 1D
528 421C4 A8 03 0E 1D
536 431C4 A8 03 0E 1D
66048 20401C4 A8 03 0E 1D
66056 20411C4 A8 03 0E 1D
66064 20421C4 A8 03 0E 1D
66072 20431C4 A8 03 0E 1D
■管理領域のサイズ計算
0.5TB BZT-600のとき、システム領域→C9000+7D =C907D(ビッグエンディアン)
1.0TB BZT-700のとき、システム領域→C9000+7D×2=C90FA(ビッグエンディアン)
2.0TB BZT-800のとき、システム領域→C9000+7D×4=C91F4(ビッグエンディアン)
3.0TB BZT-900のとき、システム領域→C9000+7D×6=C92EE(ビッグエンディアン)
4.0TB のとき、システム領域→C9000+7D×8=C93E8(ビッグエンディアン)
■ディスクサイズ(バイト値)(ビッグエンディアン)
1TB 1000000000000÷2048 = 1D 1A 94 A2
2TB 2000000000000÷2048 = 3A 35 29 44
3TB 3000000000000÷2048 = 57 4F BD E6
4TB 4000000000000÷2048 = 74 6A 52 88
■計算
4.0TBの8バイト値(ビッグエンディアン)から、管理領域サイズを引く
74 6A 52 88 - C93E8 = 74 5D BE A0 (ビッグエンディアン)
これをリトルエンディアンに変換
A0 BE 5D 74
■BZT-700 のHDD換装
2TB化 A8030E1D ⇒ 5097283A (未確認)
3TB化 A8030E1D ⇒ F82A4357 (未確認)
4TB化 A8030E1D ⇒ A0BE5D74 (今回実施)
コメント 0